お知らせ 2022.06.01
【SDGsプロジェクト】インドネシアマングローブ植林事業『シルボフィッシャリー』を活用した森づくりプロジェクトの契約を締結いたしました News
株式会社ダックスでは、脱炭素化、地球温暖化対策、全ての人々が豊かに暮らせる環境作りを目指し、インドネシア共和国にマングローブを植林し、水質汚染によって放置された地域の水質改善をおこない、それによるエビや魚の養殖による産業の発展など、事業を通じてSDGsに貢献できるよう、このたびワイエルフォレスト株式会社様が展開するマングローブ植林事業に参加、契約を締結いたしました。
画像提供:ワイエルフォレスト株式会社
シルボフィッシャリーと持続可能性
「シルボフィッシャリー」を活用した森づくりでは、インドネシア共和国にある、今は使われていない放棄されたエビ養殖池の跡地に、マングローブを中央に植林し、その周りの水路でエビや魚を養殖しながら、持続可能な水産・森林経営を行います。
持続可能な水産・森林経営が可能な理由は、植林したマングローブが水面(水路)に落とす葉にプランクトンが集まり、それがエビや魚の餌となるため環境に負荷がかからず、また実際に池を管理している地元住民の方においても、飼料や投薬が不要の為コストを削減でき、水産経営を持続しやすいことが挙げられます。
このように、水産経営持続の為にはマングローブ林がなくてはならない存在=共存の関係にあり、森林が守られることで地球温暖化に貢献しながら、水産養殖で地元住民の方の生計向上にも寄与する仕組みとなっています。
「シルボフィッシャリー」イメージ図
画像提供:ワイエルフォレスト株式会社