企業価値の指標「ESG」とは?
世界が注目する
企業の再エネ対応
皆さま、こんにちは!
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企業において、その企業が持つ価値自体を向上させることは重要です。では、企業価値を向上するためにはどのような手法があるのでしょうか?
近年、「ESG」という言葉が注目されているように、企業の見えない価値を上げることが重要視されており、その手法の一つが再エネ100%の達成です。
今回は、企業価値向上のための再エネ100%達成方法についてご説明します。是非最後までご覧ください。
ESGとは
ここでは、企業価値の一つの指標であるESGについてご説明します。
ESGとは・・・
- ・Environment(環境)
- ・Social(社会)
- ・Governance(企業統治)
上記三点への配慮がある企業を、長期的な成長ができる企業であるとみなす判断方法です。逆に上記三点への配慮がない企業は、長期的な成長が見られないと判断されてしまいます。
ESGについてまとめたものが以下の図です。
ESGの中でも「環境」の観点は、特に近年の脱炭素化の流れの中で重要視されています。
その「環境」の分野において一つの指標となるのが再生可能エネルギーの利用であることから、企業の再エネ100%達成が注目されています。
企業が再生可能エネルギー100%を達成する手法3選
では実際に、企業が再エネ100%の達成に取り組むとなった場合、どのような手法があるのでしょうか?
ここでは、再エネ100%達成のための代表的な3つの手法をご紹介します。
①電力会社からの再エネ電気の購入
世の中の脱炭素化の流れに合わせて、各電力会社でも再エネ電気プランが登場しています。
一部、RE100やRE Actionの認定を受けることができない再エネ電気プランもあるため注意が必要なものの、電力会社やプランを選定して切り替えるだけなので、手っ取り早く再エネ100%を達成することができる手法です。
②環境価値の購入
環境価値とは、「CO2を排出しない」ということに付与される価値のことを指します。
環境価値は売買することが可能で、環境価値を購入することで自社の環境価値に置き換えることができます。
現在、日本で取引されている環境価値は
- ・J-クレジット
- ・グリーン電力証書
- ・非化石証書
の3種類があり、これらを購入して自社の電力使用によるCO2排出量に充当することで、再エネ100%を達成することができます。
③自家消費型太陽光発電の導入
自家消費型太陽光発電を導入することで、直接的に再生可能エネルギーを調達することができます。
自家消費型太陽光発電の導入では、環境価値取引等の無駄な手間を無くして再エネが調達できるだけでなく、電気代や環境価値の価格に左右されないためコスト面でも非常に安定しています。
上記の手法を用いることにより、企業の再エネ100%を達成することができます。
まとめ
今回、様々な再エネ100%達成手法についてご紹介しましたが、中でもオススメなのは自家消費型太陽光発電の導入です。
ポイントとしては2つあります。
①継続的な再エネ調達のコストを抑えることができる
自家消費型太陽光発電の導入以外の方法は、あくまでも再エネ価値の購入となります。
今後ますます脱炭素化への流れが進んでいく中で、再エネ価値の価格は上昇し続けることが予測されます。
そのため、継続的な再エネ電源の調達を考えると、将来的な総調達コストを抑えて再エネ100%を達成できるのは自家消費型太陽光発電であると言えます。
②環境価値を自ら創出している
自家消費型太陽光発電の導入以外の方法は、あくまでも他社が創出した環境価値を購入しているだけであり、自ら環境価値を創出していることにはなりません。
実際、国際的な環境保護団体であるグリーンピースは「環境価値の購入だけでRE100を達成する手法は、新規の再エネ投資を創出しない」と主張しており、米のアップル社でも環境価値の購入を抑え、再エネ発電所を建設する動きが進んでいます。
その点で、自家消費型太陽光発電の導入は自ら環境価値を創出していることとなり、最も価値の高い再エネ100%達成手法の一つです。
今後重要視される環境貢献における企業価値向上の波に乗り遅れないためにも、是非自家消費型太陽光発電の導入をご検討ください。
弊社では長年に渡る太陽光発電事業によって得た実績とノウハウで、お客様の現在の状況をヒアリングし、お客様にとって最適なプランを検討、ご提案させていただきます。
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